小屋裏換気の実力

小屋裏換気と言う言葉は、多分あまり聞きなれないと思います。しかし前回お伝えしました「結露」の防止などにおいて非常に重要なのです。
まずは簡単に、小屋裏換気についてご説明していきましょう。
小屋裏換気(こやうらかんき)とは、屋根裏と同義で、屋根裏の換気という事になります。他にも天井裏と言う表現もあります。
小屋裏(屋根裏)の熱や湿気を外に排出する役割を持っています。
小屋裏換気は、外断熱や屋根断熱(屋根に直接断熱材を入れる断熱工法)の場合は関係ありませんが、通常の住宅で採用されている天井面に断熱材を敷き込む内断熱工法の場合では必要となりますので、多くの住宅に当てはまります。

小屋裏換気にも妻面換気、軒下換気、これらの併用や、棟換気などあります。

現在フラット35の住宅ローンを使用する場合や住宅性能表示制度を利用する場合においては、小屋裏換気は必須となっていますが、なぜか建築基準法では規定されていません。

また、小屋裏換気と言う言葉だけで見ると、何か装置のようなものを取り付けるのかな?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまでも換気口を設けて空気の流れを作り自然換気を行う事であります。

夏場の小屋裏は60度以上の高温になります。空気の流れを作ることにより熱を排出し、また湿気なども排出しますので、結露にも有効なのです。
木造住宅にとって小屋裏換気は必要であると言えます(あくまでも工法により変わりますが)

住宅はすべての部材にそれぞれ役割があります。小屋根換気が正常に構築されていても、断熱材の設置が正しくなければ、意味をなさない事があります。雨漏りも1次防水と2次防水がしっかり機能していれば起こらないのと同じですね。

住宅に問題が発生した際は、複合的な理由により発生するケースが多いですので、何か気になる事がある場合は専門家にご相談される事をお勧め致します。

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