鉄筋コンクリートで散水雨漏り調査開始から発見まで・・・ 千葉市内
鉄筋コンクリート造の建物における散水雨漏り調査は、原因箇所を特定する上で非常に有効な手段ですが、その所要時間は、建物の状況や雨漏りの状態によって大きく異なります。
■散水調査の一般的な所要時間
- 一般的な目安: 1〜3時間程度
- 複雑なケース: 半日〜2日、またはそれ以上
■鉄筋コンクリートの建物で時間がかかりやすい理由
鉄筋コンクリートの建物は、木造に比べて水の浸入経路が複雑になりがちです。
- 水の流れが複雑:
aコンクリート内部のひび割れや空隙を伝って、水が思わぬ方向に流れることがあります。
b屋上から浸入した水が、階下の天井に染み出すまでに時間がかかることがあります。
c外壁のひび割れから入った水が、内部で横に広がり、サッシの端や配管の周りなど、離れた場所から雨漏りとして現れることも少なくありません。
- 水の浸透に時間がかかる:
aコンクリートは吸水性が高いため、表面に水を散水しても、内部に水が浸透して雨漏りとして現れるまでに時間がかかることがあります。
b特に、防水層の劣化が原因の場合、防水層の下に水が溜まってから、さらにコンクリートを伝って漏れ出すため、時間がかかります。
- 調査箇所の多さ:
a雨漏りの原因となり得る箇所が複数ある場合、1箇所ずつ順番に水をかける「散水調査」を行う必要があります。
b例えば、屋上の防水層、外壁のひび割れ、サッシ周り、笠木など、疑わしい箇所すべてを丁寧に調査すると、それだけ時間がかかります。
■散水調査の進め方
一般的には、以下の手順で進められます。
- ヒアリングと目視調査:
- aまずは、いつ、どこから、どのような雨の時に雨漏りが発生するかを詳しく聞き取ります。
- b室内外の雨漏り箇所を目視で確認し、雨水の浸入経路を推測します。この段階で、経験豊富な業者であれば、ある程度の見当をつけることができます。
- 散水開始:
- a最も雨漏りの原因として可能性が高い場所から水をかけ始めます。
- b1箇所につき、30分〜1時間ほど水をかけ続け、室内の状況を観察します。
- 発見と検証:
- a室内の雨漏り箇所で水が確認できたら、散水箇所の特定ができたことになります。
- b複数の箇所が疑わしい場合は、一つずつ場所を変えながら水をかけ、原因箇所を絞り込んでいきます。
■まとめ
鉄筋コンクリートの散水調査は、雨漏りの原因を確実に特定できる有効な手段ですが、短時間で終わるとは限りません。特に築年数の経過した建物では、水の経路が複雑になっていることが多いため、ある程度の時間を要することを覚悟しておく必要があります。
弊社では、調査前にしっかりとヒアリングを行い、調査の進め方や時間について説明を行っております。これはとても重要な事です。ご協力ください。
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