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鉄筋コンクリートの構造からくる雨漏り 千葉市緑区

千葉市での鉄筋コンクリート(RC造)の建物からの雨漏りについてお話します。鉄筋コンクリートは非常に頑丈な構造ですが、それでも経年や施工の問題から雨漏りが発生することがあります。

  

RC造の雨漏り原因

RC造の建物で雨漏りが発生する原因は、主にコンクリートやその表面の劣化、および部材の接合部に関連しています。

  1. コンクリート自体の劣化
  • ひび割れ(クラック) コンクリートは乾燥収縮や温度変化、建物の揺れによって、目に見えないほどの小さなひび割れができます。このひび割れから雨水が内部に浸入し、雨漏りの原因となります。特に、幅が0.3mm以上のひび割れは、早急な補修が必要です。
  • コンクリートの中性化 コンクリートは本来アルカリ性ですが、空気中の二酸化炭素と反応して徐々に中性化が進みます。コンクリートが中性化すると、内部の鉄筋を錆から守る力が失われます。
  • 鉄筋の腐食(爆裂) コンクリートが中性化して雨水が内部に浸入すると、鉄筋が錆びて膨張します。この膨張によってコンクリートが内側から押し出され、ひび割れや剥がれ(爆裂)が発生します。この状態になると、雨漏りだけでなく、建物の構造的な強度も低下します。
  1. 部材の接合部や開口部からの浸入
  • シーリング(コーキング)の劣化 建物の壁やサッシ、配管周りの隙間を埋めるシーリング材は、紫外線や熱によって劣化し、ひび割れや剥がれが生じます。ここから雨水が侵入することが非常に多いです。
  • サッシ周り サッシと躯体の間の防水処理が不十分だったり、経年劣化でシーリングが機能しなくなったりすると、窓の枠から雨水が浸入し、室内側の壁や天井に雨染みを作ることがあります。
  • 屋上・屋根の防水層の劣化 陸屋根(平らな屋根)や屋上バルコニーがある場合、その防水層(シート防水や塗膜防水)が経年劣化でひび割れたり剥がれたりすると、雨水が建物内部に浸入します。排水口(ドレン)の詰まりも、水の滞留を招き、雨漏りの原因になります。
  1. 施工不良
  • 打継ぎ部分 コンクリートを流し込む際、日を分けて打設した部分(打継ぎ)の処理が不十分だと、隙間から雨水が浸入することがあります。
  • 打ち込み不足 コンクリートを密に充填できなかった部分(ジャンカなど)があると、空隙から水が漏れることがあります。

専門業者に相談するメリット

RC造の雨漏りは、原因の特定が難しく、専門的な知識と技術が必要です。ご自身で安易に補修を試みると、かえって事態を悪化させる危険性があります。

千葉市内の専門業者に相談することで、以下のようなメリットがあります。

  • 的確な原因究明: 散水調査や赤外線サーモグラフィーなどを用いて、見た目ではわからない浸入箇所を特定します。
  • 適切な工法の提案: ひび割れへの注入工法、シーリングの打ち替え、防水工事など、原因に合わせた最適な補修方法を提案してもらえます。
  • 火災保険の利用: 台風や突風による被害が原因の場合、火災保険が適用される可能性があります。専門業者は保険申請のサポートもしてくれます。

鉄筋コンクリートの建物でも、定期的なメンテナンスと早期の対応が、建物の寿命を延ばすために非常に重要です。 以上となります。

まずはご相談ください。無料現場点検実施中!見積無料です。

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