買ったばかりの家なのに雨漏り発生?「既存住宅かし保険とは!」(前編)

こんにちは、今回は視点を少し変えて、住宅購入後に「困った」事例などを元に対応や解決策をお伝え出来ればよいと思います。

表題の通り、買ったばかりの家なのに雨漏りが発生したケースについてお話しさせて頂きます。

基本的に新築住宅は、平成12年4月より「住宅品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)」が施工され売主や請負人にて引渡し後10年間の瑕疵担保責任が義務付けられています。

(詳しくは品確法の記事を参照ください)

しかし既存住宅の売買におきましては、売主が個人になる事が多く、瑕疵担保責任が無い場合や引渡し後1カ月~6カ月程度に設定されることが多く見受けられます。売主が宅地建物取引業者でも瑕疵担保責任期間は2年間とされるケースが多いのです。

できれば、購入前に瑕疵担保責任に関してはしっかり確認することをお勧めいたします。また、運悪く購入後に雨漏りなど発生した場合は、瑕疵担保責任期間内か確認をしましょう。

そもそも残念ながら、築年数が古い住宅などの売買では、瑕疵担保責任が無いケースも多くあります。

そのような住宅を購入した直後に「雨漏りが発生した」

この様なケースでは、修理費用は購入者が全額負担する必要が出てきてしまいます。ケースバイケースですが、雨漏りの修理に関しては状況にもよりますが、400万円程度の費用が掛かるケースも実際にはあります。

必ず数社に見積もりを依頼する事、そして、しっかりした施工説明を行う業者を選択してください。安すぎる業者は必ず安い理由があります。

雨漏りは一時だけ雨漏りしないでは意味がありませんから。

それでは後編にて「既存住宅かし保険とは」に関してお話ししていきます。

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