「下地不陸調整作業とウレタン防水工事」
千葉県市川市内のマンション屋上の防水工事を、2015年2月9日より始めさせて頂きました。今回のご紹介は、2月12日良く晴れた日のウレタン塗布防水の不陸調整作業のご紹介です。今回の使用材料メーカーは、田島ルーフィングのオルタックスカイと言う商品です。当然の様に洗浄→下地調整補修(シーリング・サンダー機による3種ケレン)→OTプライマーM→オルタックスカイ床用ウレタン防水材不陸調整まできました。その状況が別写真です。
不陸調整で気を付けなければならない事は、ウレタン防水主剤と硬化剤のかくはん作業です。この仕事をしっかり行わないと、最終的には本来の目的が達成されません。その後、くぼんだ所を流し込んで行きます。1名が、流し込み、平らに仕上げる職人がいて、その後、ボカス作業をする職人が追っかけ作業をして行きます。このボカス作業とは、2層目かぶせ面の仕上がりを気にしての作業です。特殊な液を刷毛に染み込ませ引いていきます。この作業は特に夏場が気を遣う作業です。今回現地調査の際も、雨上がりだったのなお更そう思ったのですが、かなりの水溜りだったので、調整作業は必要ではと強く思いました。
全体が150㎡程度のスペースを不陸調整したのですが、使用材料として、約80L位は使用したかと思います。予想の範囲です。また、今回はマンション自体のしっかりしたハシゴが取付してあったので、その部分に手動型の荷揚げロープを取付させてもらいました。本来ならば、仮設の階段を設けなければならないのですが、今回はこの方法を選択致しました。それではまたよろしくお願い致します。