突然の雨漏り!に冷静に対応するために

雨漏りは突然やってきます。
もしあなたのお住まいで雨漏りの恐れがある可能性を認識しているのであれば、今すぐに対応する事をお勧めいたします。

殆どの方は、突然の雨漏りに遭遇した場合、大きなストレスと、どうしたら良いか分からず困ってしまう事があります。
雨漏りは、住宅の劣化を急速に早めてしまいます。そして放置すればするほど、復旧費用が高額になってしまいます。

突然の雨漏りで、後々後悔されないよう簡単ではありますが、いくつかお伝えしておきたいと思います。

まず、突然の雨漏りに遭遇してしまった場合、深呼吸して『まずは落ち着いて下さい』
これはとても重要です。
焦ってしまい、安心できる業者かどうかを調べる間もなく依頼して、多額の金額を支払い挙句に雨漏りが直らず再発したというケースは実は多くあります。
ですから、まずは落ち着いて下さい。

そして雨漏りが起きた状況の写真とメモを取るようにしてください。

雨漏りの中には、複数の要因が重なり合って発生する雨漏りもあり、原因の確定が非常に難しい場合があります。
しかし原因の特定が雨漏り解決の早道です。
原因を少しでも早く特定するためにも以下のことをチェックしてください。

□ 雨漏りが起きた時の状況(雨の量や風向き風速など)
□ 建築時の施工業者(築年数によっては、品確法によって施工不良などの場合保証してもらえます)
□ 築年数(築年数によって、雨漏りの原因に予測が立てられます)
□ 過去雨漏りの発生の有無(以前に雨漏りが発生して修理した経験がある場合、正しい修理かどうかも確認する必要が出てきます)

最近では、築10年未満の住宅でも、雨漏りの発生が見受けられます。しかしながら、施工不良の可能性が高いと言えますので、その場合は、施工業者に保証してもらうようにします。このようなやり方など分からない方はお気軽にお問合せ下さい。

築10年以上の住宅の場合、メンテナンス状況も合わせてメモして頂いた方が良いです。
例として、築20年の住宅でも、1回も外壁塗装・屋根塗装などメンテナンスを行っていない住宅もありますし、2回塗りを完了させている住宅もあります。メンテナンスの有り・無しも、原因確認に大切な情報となります。

冷静に、上記チェックが完了し、業者選定の際には、お問合せフォームやフリーダイヤルよりまずは相談される事をお勧め致します。よく業者と話をして、安心できるか確認してください。
また、もし一時的にご自身で雨漏りを防ぎたいと思った場合は、安全に十分注意して、ブルーシートなどを被せて応急処置するのが良いかもしれません。但し身の危険の可能性がある場合は、無理に行う事はしないでください。不安な場合は、応急処置につきましても、業者に聞くことが良いでしょう。弊社においても応急処置的な対応をさせて頂いておりますので、お問合せ下さい。
とにかく焦らず冷静に対応して欲しいと思います。

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