鉄骨造の雨漏りの原因
表題は「鉄骨造の雨漏りの原因」としていますが、前回「RC造の雨漏りの原因」をお伝えして少し続きがありますので、先にRC造について続きをお伝えします。
RC造では、雨漏り被害に熟知している業者でないと、原因確定が難しいケースが多く何回も雨漏り修理を依頼する羽目になっている消費者が多くいらっしゃいます。
RC造では、一度雨漏りが発生すると、水の通り道が建物内部にできてしまい、慢性化してしまうケースがありまし経年劣化での雨漏りのケースでは、複数の雨漏り原因がある場合も多いです。
無駄な時間と費用を増やさないように、RC造の雨漏り解決実績や、事前の説明などを良く確認しご依頼することをお勧めいたします。
それでは、次に「鉄骨造の雨漏りの原因」を見ていきたいと思います。
鉄骨造はS造 Steelとも呼ばれます。骨組みに鉄骨使用した構造のことです。
もう少し深堀りしますと、重量鉄骨造と軽量鉄骨造の分かれますが、前者はマンションやビル、後者は一般住宅や小規模な店舗などで用いられるケースが多いです。
鉄骨造のケースですと外壁はALC壁建材が多く使用されています。
そもそもALC建材は水に弱い(水を吸い込みやすい)という弱点があります。
鉄骨造ALC壁建材の雨漏りで多いのが目地部からが多いです。
ALC建材の素材の大きさから、パネルの継ぎ目が多くなります。継ぎ目のシーリングがしっかりとした施工がされていない又は劣化し防水性が低下し雨漏りの原因になるケースが多いと言えます。
全てに共通しますが、定期的なメンテナンスは行った方が良いでしょう。
最後に鉄骨造で、陸屋根を採用されているケースが挙げられます。
陸屋根は平らな屋根のことを指しておりますが、屋上という呼び方の方が、イメージしやすいかもしれませんね。
雨が流れる様に傾斜が取られていますが、やはり豪雨などのケースでは、排水能力が低いと言えます。
陸屋根の場合しっかりとした防水構造が必要となりますので、是非ともて定期的な点検・メンテナンスをお勧めいたします。
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