複数侵入雨漏りとは?

今回は雨漏りの4つのタイプの2つ目
【複数浸入雨漏り】についてお伝えしていきます。

前回は単一雨漏りと言って、1対1の関係でした。
ある意味においては解り易い雨漏りかもしれません。
あくまでも本当に原因が単一雨漏りであればですが。
しかし解りやすいと言っても雨漏りは雨漏りであり、苦痛が伴う事は同じです。
的確な原因を特定するためにも、知っておいて頂きたい事柄です。

では複数侵入雨漏りとはどういうものかと言いますと、雨が建物の外から入り込む場所が複数箇所あり、雨が建物の中に出てくる場所は1箇所だけという雨漏りを、「複数侵入雨漏り」と呼びます。
複数から浸水しているが、雨漏りの場所は1箇所だけという事です。

雨漏りしている箇所は1か所なのですが、侵入箇所を1箇所見つけ出し補修しても、実際は他の場所からも雨漏りしている為、雨漏りが直らない。
このタイプは、雨漏りの侵入路が何箇所あるのか?をしっかり探し当てなければいけません。
2箇所かもしれないし、数十箇所あるかもしれない。

この雨漏りは、雨漏り110番千葉店にも沢山ご相談があります。
どういうケースかと申しますと、他の業者さんに雨漏り補修の依頼をお願いして修理を行い費用も支払ったが、まだ雨漏りがする。というケースです。
この時、修理した業者が白旗を上げるケースや、対応しないケースがあるようなのです。
それで困ったお客様より相談依頼があります。

ここで、問題なのは1点のみ、一度雨漏り修理に携わったのであれば、しっかり最後まで対応するべきだと思います。
また、雨漏り補修において、完璧な修理かどうかは、「雨漏りが無い」という事が確認されて初めて完了と言えますが、雨漏りがしないと証明するのは、その場では無理であります。事後に解ることですので、やはり大事なのは、ご依頼者へのしっかりした説明を行う業者であるかどうか。
この辺りも、雨漏り修理を依頼する上で、業者選びの参考にして頂ければと思います。

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