「雨漏りする」などの訪問販売には注意が必要です
全国的に見ると、西日本側の方が多く被害が出ているようですが、屋根リフォームの訪問販売において、毎年、特定商取引法違反(不実告知など)にて業務停止命令を受けている会社が、毎年出てきます。
大体多くは、「屋根瓦が浮いている」などと訪問してきて、「無料で点検しますので、点検をさせて下さい」と屋根の写真を撮影し、「このままだと雨漏りするようになる」とか「瓦が飛んでしまう」など不安を煽り、リフォーム工事の契約まで持っていく手法での被害が多く発生しています。
まずここまでで、覚えて頂きたい事。
上記のように、「無料で点検をさせてください」と契約や勧誘という目的を隠して居宅に上がり込んだ上で、契約の勧誘を行うことは法違反となります。
またこのような違法な業者と契約すると、「すぐに工事に入る事が多く、クーリングオフは工事が始まっているので、できません」と言われるケースなどがあります。このようなケースはそもそも違法なので、消費者センターなどに相談することをお勧め致します。
訪問販売業者の全部が全部、悪徳業者という訳では決して無いとは思いますが、お客様の事を第一に考えている業者は、訪問販売は、悪徳業者が多いという事を理解している為、訪問販売を行う優良な業者は少ないと言えると思います。
幸いな事に千葉では、特定商取引法による処分にリフォーム会社が近年では停止処分は受けていませんでしたが、不安を煽るような業者は、注意が必要ですので気を付けて頂き、万が一そのような業者に直ぐ修理しないと危険ですなど言われた場合は、必ず契約せずに、地域密着の業者など複数の業者に見積もり依頼を行うようにして欲しいと思います。
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