千葉県成田市にて、雨漏りの現場確認に行ってきました。

千葉県千葉市若葉区若松町にて、雨漏り散水調査・試験・修理を行っております、株式会社グローイングホームの宮垣と申します。
自社ビル管理の担当の方から、当社HPを見て頂き、雨漏り部分の現場確認に行く事になりました。今回の雨漏りは、1階事務所床からとトイレ内壁から雨漏りがしているとの事でした。
建物は、築30年、鉄骨造り4階建て、外壁材は10㎝厚のALC外壁です。全体的に、揺れによる外壁の亀裂が多くまずその部分が気になりました。また、各テナント様が、開けたと思われる、貫通部の後処理が、不適切な状態であり、その部分も疑いました。そして、屋上排水用が流れる縦樋を止めてある金物も、建物が揺れた際に、かなりの負荷がかかった様で、外壁との接合部にかなりの数の大きな隙間が各金物に出来ておりました。その他も、雨漏りの可能性がある部分は多々あり、今回は1箇所からの漏水ではなく、複数の漏水浸入部分があると仮説をたてました。

私の経験上、3階から5階建て程度の、鉄骨造りALC外壁は、非常に雨漏りの発生が多く、頻繁に確認しております。どうしても、鉄骨構造体の揺れに対して、ALC外壁がその揺れに負けてしまい、亀裂を発生させてしまっている様で、代わりの外壁材がないものかと思っております。

また、画期的なメンテナンス方法がなく、定期的に、補修をしていく以外に方法がない様に思いますが・・・。

可能であれば、外壁改修工事の際に、ALC外壁のジョイント部のシーリングの打ち替えは、施工出来るとBESTなのですが、予算的に、厳しいのが現実だと、オーナー様は、お話しされます。
次回は、この現場の、雨漏り散水調査編をお伝えします。

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