雨漏りの4要素とは?

本日は、雨漏りに苦しむ人が、業者選定や雨漏り解決に少しでもお役に立てるように、雨漏りの基礎を勉強したいと思っております。
雨漏りの基本として、4つの要素があります。
この4つの要素が絡み合って結果的に雨漏りが発生します。
この基本である4つの要素は是非とも覚えておいて欲しいと思っております。

それでは4つの要素をお伝えします。

① 雨の量
② 風の方向・向き
③ 風の強弱
④ 雨が降っている継続時間

となります。
改めて言葉にしてみると当たり前ですね。雨が降らなければそもそも雨漏りしないですものね。
また風が無い又は弱く、ただ上から下に降る雨の場合、雨漏りはしない事が普通です。
もし、通常の雨で雨漏りがする場合、築年数のある程度経過した住宅であれば、雨仕舞いや防水に何かしらの劣化が生じている可能性があり、実際に新築でも発生するケースがあるのですが、雨仕舞いの施工不良が考えられます。

普通の雨では雨漏りはしないけれど、何かの条件で雨漏りが始まるといったケースは良くあります。
雨は、風の影響で、下から上に舞い上がるケースもありますし、一定方向の風がある場合に雨漏りしやすいというケースもあります。
この4つの要素で、一番各要素が強くなるのが、「台風」であると言えるでしょう。
雨の量は多く、風の方向は全方向に近くなり、風は強く、台風のスピードが遅ければ、数日間雨が降り続きます。
ある意味雨漏りにとって最悪な状況であると言えます。

この4つの要素をしっかりチェックしておくと、もし実際に雨漏りが発生した際に、雨漏り補修業者へ状況をしっかり伝えることで、雨漏りの解決がしっかりできます。

次回はもう少し雨漏りの4要素について掘り下げてみましょう。

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