千葉県佐倉市 サッシからの雨漏り修理 現場ファイル63

■現場エリア 千葉県佐倉市 住宅

■住宅形態  木造2階建て 木造軸組在来構造 モルタル外壁スタッコ模様

■お問い合わせ理由

2年位前に外壁塗装工事を行なったが、雨漏りが止まらず、どうも、風を伴う雨の時に、1階キッチン天井ダウンライト廻りから雨漏りが発生している様で、当社で雨漏りの原因を調査してもらいたいとの事でした。

■雨漏り調査の為の下見

今回は、漏れているダウンライトの位置の真上に2階の外壁が垂直に存在して、尚且つ、作り付けのバルコニーも有りましたので、雨漏り事例に多く紹介されている、バルコニー防水層とサッシ廻りの不具合による雨漏りではと、被疑箇所をイメージして散水調査をお勧めしました。

■当社を知ったきっかけ ネット

■築年数 約23年

■雨漏り発生個所 1階キッチン天井ダウンライト付近からの雨漏り1箇所

■雨漏り修理回数 1回行なっている(外壁塗装工事で)

■調査方法 散水調査 ■調査時間 7時間

■調査料

■雨漏り修理費用 サッシ廻り・バルコニー防水層取合い部・水切りとサッシの取り合い部

強制防水作業(シーリング処理)

■修理期間 5時間

■雨漏り保証期間 2年

■原因部位 水切りとサッシの取り合い部から雨漏りが浸入しておりました。

■なんで雨漏りが発生したか?

水切りを付ける前の、捨シーリングの不備・防水層取り合い部の施工不備ではと思います。

■雨漏り散水調査状況

 

■どんな修理方法を選択したか?

・サッシ廻り・バルコニー防水層取合い部・水切りとサッシの取り合い部強制防水作業

(シーリング処理)仕上げ塗装作業

工事写真

塗装作業写真

■担当者からのコメント

雨漏り原因箇所は、水切りとサッシの取り合い部から、散水調査により確実に確認がとれたのですが、複数浸入雨漏りのケースで、その後2018年5月に再度同じ場所から雨漏りが発生しました。再発の現場です。1回の散水調査では、調べきれなかったもう一か所の浸入口がある様でした。

後日、再度詳しく散水調査を行った結果、サッシ枠本体左入隅部から浸入しておりました。このサッシ本体から浸入する事例も、5件程経験していますが、昔は、輸入住宅で海外の樹脂サッシに多くみられる雨漏りでした。最近では、国内のサッシについても、多発しており、サッシガラス部(障子)が2重になり、重くなったのが原因かどうか分かりませんが、サッシ枠の入れ隅部から、浸入するケースが、築10年未満の住宅においても発生しております。  以上の再散水調査の結果から、サッシ本体を枠ごと(外壁をカットして)交換しないと雨漏りは止ましません。

 

■調査方法 再散水調査 ■調査時間 3時間

■調査料 0円(保証対償にて)

■雨漏り修理費用 サッシ交換工事

■修理期間 3日

■雨漏り保証期間 5年

■原因部位 サッシ枠本体左入隅部から浸入しておりました。

■なんで雨漏りが発生したか?

・サッシ枠組立不良・柱に付ける際のサッシ取り付不良・地震により組立シール不良のいずれかが考えられます

再散水調査写真

■どんな修理方法を選択したか?

サッシ交換工事写真

 

サッシ交換工事後、約3年9カ月経過いたしまたが、雨漏り再発の連絡はありません。

« | »

記事一覧