雨仕舞いのしくみ ~雨漏り防止に重要~

前回「雨仕舞い」という言葉はどういう意味かをお伝えしましたが、今回は続編という事で、もう少しだけ深くお伝えしたいと思います。

なぜ今回あまり聞きなれない、「雨仕舞い」を題材としてお伝えしたかと言いますと、雨漏り防止には、雨仕舞いが大事であると伝えたかったからです。

雨仕舞いをもう少しご理解して頂く為に、住宅(家)で説明すると、勾配のある場所で、室内に雨水が侵入しないように、雨水を受け流す仕組みのことで、平面ではなく、出隅(壁などの二つの面が、ある角度で出合った所の外側の部分)や入隅(壁などの二つの面が、ある角度で出合った所の内側の部分)の雨水侵入を防ぐ施工・仕組みを言います。
ちなみに「防水」は平面部分の雨水侵入を防ぐ事となります。

雨漏りの原因としては、予想もしない色々な原因がありますが、適正な雨仕舞いをしているかという事は雨漏り防止において重要であると言えるでしょう。
「雨仕舞いが正常に機能していなければ、雨漏りのリスクが格段に上がってしまう」という事は紛れもない事実として申し上げておきます。

また余談ですが、最近多くなっているケースで、軒の出が無い住宅や、デザイン、コスト重視の住宅などが増えてきて、雨仕舞いの能力以上の負荷を受けている住宅や雨仕舞いの仕組みをきちんと考えていない住宅も少なからず存在していると言えます。この事から、新築住宅においても雨漏りが発生するケースも見受けられます。

雨漏りは、発生する前に食い止める事は可能です。築10年位を目途に点検やメンテナンスを行うことで、結果的に費用負担を減らす事ができます。

 

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