市川市にて「3階天井から雨漏りが発生」雨漏り散水調査を行いました。

こんにちは!千葉市若葉区にて、雨漏り調査・修理をしております。千葉店の宮垣です。2015年10月24日に、今回の内容は、3階天井と壁との取合い部より、雨漏りの発生(雨漏りの具像)しているとの事で、雨漏り散水調査をさせて頂きました。

今回お伺いたしました、建物は防ハウスメーカー3階建、基本構造は、軽量鉄骨、外壁材は、窯業系外壁材にてプレハブ式にて、はめ込まれている様に思いました。3階建てなので、2名体制で、散水調査を行いたかったのですが、現場が立て込んでおり、1名にて調査をさせて頂きました。

写真にも現れていますが、道路斜線制限により、斜め壁が一部あり、その部分を屋根として造作する事により、そこからの雨漏りの浸入口でした。その部分の仕上げ方法について、触れさせて頂きますが、その部分はスチールの屋根材にて仕上げあり、簡単に言ってしまえば、平葺の大型版で、@600程度にて折り返しがしてあり、ものすごく単純に葺かれていました。新築当時は、屋根の形状もまっすぐ葺かれていたと思うのですが、年月と共に、紫外線・雨・熱温度により、現在は、かなり変形していました。当然その部分(隙間)から、横殴りの雨が降り注いだ場合、雨水が浸入したものと、今回の散水調査で判明いたしました。

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スチール板金部への散水

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2階雨漏りの様子          3階雨漏りの様子

次に、屋上防水部排水口付近に散水を行いました。雨漏りの発生(雨漏りの具像)は確認されませんでした。

最後に、屋上塩ビ防水排水管壁貫通後の壁側に散水を行いました。5分位で1階玄関内部に、雨漏りの発生(雨漏りの具像)が確認されました。

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屋上排水管部

結果的に、今回の雨漏り散水調査をまとめますと、雨漏りの発生が確認されたのは3箇所中2か所でした。その2個所共、単純な原因で、1次防水工事に伴う、材料の耐久年数に依存した施工がもたらした、必然的な雨漏りです。お客様は、報告書共に、当社で補修工事も、ご希望されてますが、斜め壁の部分に関しては、防ハウスメーカー仕様のアルミ笠木が取り付けてあり、その笠木を取り外さないと、屋根の張替が出来ない為、まず、工事費は高いと思いますが、建てたハウスメーカーさんへ一度補修の見積書を取られる事をお勧めしました。ハウスメーカーの材料は、特別規格のものが多く、取付方法も特殊な場合があり、外す事は出来ても、取付が出来ない場合がある為、当社としては、施工はお断りしているケースが多いです。今回は、そのケースに近い案件です。後程、報告書はご提出致します。

 

よろしくお願い申し上げます。

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