雨漏り診断士の責任とは? ~雨漏り診断士について~

雨漏り診断士です。と消費者に言われても、「何?」と思う方もいらっしゃるかと思っています。
ずいぶん認知度も上がってまいりましたが、この場をお借りしてしっかりお伝えしたいと思います。

雨漏り診断士は、前回ご紹介いたしました、NPO法人雨漏り診断士協会が、試験を行いその試験に合格し認定を受けて、初めて「雨漏り診断士」として活動できます。

2017年12月現在、認定登録雨漏り診断士は749名となっております。私もそのうちの一人です。
ちなみに私の住む千葉での有資格者は35名となります。(※協会HP参照)

現在では、年間3回の試験を実施し、各回の参加者は100名を超えています。
2017年10月時点で、第26回目の雨漏り診断士資格認定試験・関連講習会が実施されています。

年々参加人数が増えて行っておりますので、やはりお客様の雨漏りに対する要望にお応えしたいといった気持ちが参加を決意させているのだと感じています。

雨漏り診断士の資格認定試験の内容は、
1.雨漏りの基礎知識
2.建築の基礎知識(施工・構造)
3.雨仕舞いと防水の基礎知識
4.雨漏り診断の実例・実務となっております。

当然受験者のスキルはスタート時には差がありますが、雨漏り診断士の合格認定を頂いたら、そこから更に皆さん積極的に情報交換を行ったり、スキルアップに日々励んでおります。
協会の方でも定期的にスキルアップセミナーを開催するなど精力的に行っています。

最近では、雨漏り診断士を偽って名乗る業者も出没していると聞きました。
雨漏り診断士は、必ず「資格証」を携帯しておりますので、必ずご確認するようにご注意願います。

次回、雨漏り診断士の責任について、個人的な視点となりますが、お伝えできればと思います。

« | »

記事一覧