① (前編)千葉市若葉区千城台にて天窓からの雨漏り修理を行いました。

こんにちは!千葉市若葉区にて、雨漏り調査・修理をしております。千葉店の宮垣です。
今回ご紹介する雨漏り事例は、築18年木造在来工法住宅、屋根に取り付けてある、室内に明かりを取り込む為の天窓(トップライト)から雨漏り事例です。少し強めに降る雨や長時間降る雨の時に漏れてくるとの事です。
HPから問い合わせを頂き、最初に散水調査の為の現場確認に行きました。今回の天窓(トップライト)は、大型のサイズで写真にもその大きさが分かるかと思います。

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室内の被害状況から、恐らく天窓廻りから侵入したものと思われる染みが激しく、早急に原因を究明して修理を行う必要性がある現場と認識しました。
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私共は、数々の経験から雨漏りの染みの大きさ・内部造作部材の傷み具合から、この雨漏りは●●年前から発生したものと推測します。そして、その傷み具合からも原因と思われる侵入部分の仮説(雨漏り散水調査の時に散水をする場所)を想像して、散水計画を立てます。今回の散水調査は、3方向からの散水計画を立て、半日~1日は掛かる旨を散水費用も含めてお客様にご説明を致しました。
お客様からは、この雨漏りが止まるのならば、是非やってもらいたいとの事で即決断して頂きました。後日日程を調整して雨漏り散水調査に伺う事になりました。

■2014年10月雨漏り散水調査当日、まず天窓(トップライト)下枠部から散水調査を開始■
① 天窓(トップライト)下枠部散水開始、約1時間散水を行いましたが雨漏りは確認されませんでした。

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② 天窓(トップライト)両脇部散水開始、約1時間散水を行いましたが雨漏りは確認されませんでした。

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③ 天窓(トップライト)のガラス部のみ散水約30分散水行いましたが雨漏りは確認されませんでした。

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④ 天窓(トップライト)上枠部散水開始30分経過後位から雨漏りの発生が確認されました。内部の雨漏りの状況は写真の通りです。
(外部)

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(内部)

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天窓(トップライト)からの雨漏りの多くは、屋根からの雨の侵入を防止する為の屋根と天窓アルミ枠との取り合い板金部材が、築年数を重ねるうちに、紫外線・風・雨の当たりや、構造木部の乾燥等により隙間が出来てしまい、ある日突然雨が内部に漏れ出すのです。
この場合、アルミ枠廻りを強制防水(シーリング等)で修理をしても最初は何とか漏れてこない時もあるのですが、1年位でまた漏れ出てきます。根本的な修理方法は、この不具合を起こしている天窓(トップライト)を取り外して屋根材にする選択か、また、新たに天窓(トップライト)を取り付けるしか方法はない様に思います。以上の散水調査の結果をお客様にご説明をさせて頂き、天窓(トップライト)を取り除いて、屋根を葺く修理方法を選択されました。後日修理方法の見積もりを作成して、金額も納得して頂き雨漏り修理をさせて頂く事になりました。

次回ブログで雨漏り修理をした時の状況をご報告させて頂きます

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