船橋市にて「和室天井からの雨漏りが発生」雨漏り散水調査を行いました。

こんにちは!千葉市若葉区にて、雨漏り調査・修理をしております。千葉店の宮垣です。2015年10月5日に、今回の内容は、和室天井より、雨漏りの発生(雨漏りの具像)しているとの事で、雨漏り散水調査をさせて頂きました。

今回お邪魔したお宅は、築25年以上経過で、和室天井から、ポタポタと音がしたと思えば、じんわり雨漏り発生(具像)して、天井にシミが出来てしまうと力説されてました。外壁は、以前CMでも良く放映されていた、パッと●●●リアと言う金属サイデングでカバーされていて、屋根材は、これもまた金属屋根(断熱材無)にて葺かれていました。この当時の金属外壁カバー工法は、内部の漏水処理は、全く考えておらず、内部に雨水が浸入してしまうと、結構割合で、雨漏りが発生します。また、板金にて加工してあるバルコニー笠木の上に、スチール手すりが取り付けてあり、これもまた雨漏りがします。最後に金属屋根にてカバーされている、壁水切りと金属屋根との取り合い部からも疑いまいた。雨漏り散水調査の為の現場確認にお伺いした際、雨漏りの原因は予想出来たのですが、1箇所から侵入(単一雨漏り)の雨漏りではなく、何か所からの雨漏りの浸入(複数侵入雨漏り)ではと、この機会にお客様に、正確に伝える必要があると思い、雨漏り散水調査をお勧めしました。

散水調査後、予想通り、1金属サイディングシーリング部・2スチール手すり元(錆の発生により)・3金属屋根壁水切り部から、雨漏りの発生(雨漏りの具像)が確認されました。

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この結果は、報告書として、ご提出するのですが、調査終了後は、どうしても、雨漏りの状況のお話になります。年齢的は、70歳前後ご夫婦の方でしたが、必ずといって言い程、「後●●年もてばいいのよ」とお話になります。この様なご年齢・築年数で、今回の様な数か所からの雨漏りの浸入(複数侵入雨漏り)の場合、修理のご提案をどこまでお勧めしたらいいのか、いつも悩みます。全ての雨漏り原因を2次防水処理工事まで修理をする事により、20年以上もたせるのをお勧めするのか、それとも、後もって5年~10年で良いとなると、1次防水処理工事お勧めする方が良いのかと、なるのですが、簡単な修理で、また雨漏りの再発を恐れて生活を送ってもらうのも気の毒のような気がします・・・・・。

最終的には、お客様が判断されますが、当社としては、両方の修理見積書はご提案いたします。当社は決して、無理に調査・修理工事を勧めたりは致しません。お客様のお考え・建物の状況・原因修理費の金額を総合して、最善の選択をしてもらう様ご提案していきます。

 

よろしくお願い申し上げます。

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